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ドコサヘキサエン酸 - Wikipedia

血をきれいにして脳を元気にする☆EPAとDHA

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藤原貴子
投稿者: 藤原貴子 | 投稿日時: 2010-2-17 10:14 | 公開日時: 2010-2-22 12:09
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%98%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%A8%E3%83%B3%E9%85%B8
 島根大医学部の研究で、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)に認知症予防効果があることが実証されました。これは、65歳以上の健常な高齢者を対象に行ったもので、DHA850mg、EPA200mg入りの魚肉ソーセージを毎日2本ずつ1年間食べてもらい、食べなかったグループとの比較したというもの。

 記憶力や指を動かす等の細かい運動機能の改善や機能低下の抑制が見られたとのことです。このような実験で効果が実証されたのは国内初。高齢の方が肉よりも魚を好むのはこのためだったのでしょうか。人の体の不思議を考えさせられます。

 EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、どちらも 魚類に多く含まれているもので、よく似た効用を持ちながら補い合って健康効果を高めてくれます。共に体にとって、なくてはならない働きをする脂質であり、多価不飽和脂肪酸(たかふほうわしぼうさん)に分類されます。同じ分類上に、しそ油やえごま油等に含まれるα-リノレン酸があります。

 EPAは、イコサペンタエン(IPA)とも言われるもので、 体内で合成することができず、食品から摂取しなければなりません。これはDHAについても同じです。多く含まれる魚は、タラ、カツオ、シラス干し、イワシ、マグロ等で、母乳にもわずかですが含まれています。

 酸化しやすいため、鮮度の良い魚を選ぶことが大切です。脂の部分に含まれているので、焼き魚よりも煮魚や、刺身で食べることでより多くの成分を摂取することができます。ほとんどの魚100gには、EPAよりもDHAが多く含まれています。

 食生活によって摂取量が違ってきますが、日本人の健康維持に必要なEPAとDHAの1日当たりの摂取量は、1.7gになります。これを魚から摂取するには次のいずれかの魚の分量が必要になります。

・本マグロの中トロの刺身・・・2切れか3切れ
・イワシの丸干し・・・1から2尾
・うなぎの蒲焼・・・半串(50g)
・サンマ・・・1尾
・サケ・・・2切れ(110g)

 ほとんどの魚100gには、EPAよりもDHAが多く含まれています。EPAは、血液をきれいにして流れを良くする効果を持ち、DHAは、脳の働きを活発にして脳の神経細胞を修復し、健康な細胞の発育を助けます。どちらも中性脂肪を低下させる特定保健用食品として認可されています。

 EPAとDHAの効果としては、前述の認知症予防の他、冠状動脈疾患、潰瘍性大腸炎、再発性の単極性うつ症状、境界性人格障害、免疫機能の向上、リウマチの改善にも効果を発揮し、動脈硬化、脳梗塞、脳卒中、血栓高脂血症、高血圧等の予防と改善にも役立ちます。うれしいことに、中度の肥満の方の体重減少にもつながるという成分でもあります。更に、EPAとDHA含有の軟膏を使用してアトピーやアレルギー症状が軽減されたというケースや、乳児の喘鳴の予防も確認されていて、今後は慢性疲労症候群改善への利用が期待されています。

 普段はなかなか魚料理をしたり魚を食べたりする機会がないという方は、サプリメントで補うことが一番のおすすめですが、その他にも乾物や缶詰を利用する方法があります。手軽にEPAとDHAを摂取することができますので、野菜サラダに缶詰のツナを加えるとか、おつまみや間食のリストに魚の乾物を入れるなど工夫できそうです。

 体に良いものですが、 大量摂取には危険があります。魚やアザラシを多く食べるグリーンランドのエスキモーは血が凝固しにくいということも知られています。サプリメントなどでの摂取量は1日3g以下にとどめて下さい。魚を多く食べた日はサプリメントは中止した方がいいかもしれません。

 抗凝血作用のあるものとの併用には注意が必要です。治療を受けている人は医師への確認が必要な場合があります。DHAは血圧を下げますので、高血圧の治療中の方は血圧が下がりすぎることがあるようです。その他の副作用としては、脂っこいものを食べすぎたときに起こるような、吐き気、鼻血、下痢、軟便等があります。

 ちょっと覚えにくい名前ですが、積極的に取り入れたい成分です。
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